1年たった節目ということで、1年前の記録を見直してみた。
結局、考えて決めたことを1年間続けた自分が一番えらいんやろうといったん自分をほめて、今年一年も積立を粛々と進めたいと思う。
1年間やっていて、自分には個別株やトレードは肌に合わないことが分かったのは学び。結局自分に合うことしか続かないので、出来心で株をつまみ食いするのは控えて、粛々と積み立てるのが自分にはあってそうではある。
投資戦略に関して自分には一番しっくりくる形みたいなのでほぼ見直しはないが、FTSE世界債券の中国債券比率が10%を超えてくる中で、資産配分比率に占める中国債券比率を1%以下に抑えることは手持ち資金では難しかろうということになった。中国債券の持ち方に関しては指数の構成比率を見ながら引き続き検討が必要だと思っている。
今年も頑張ろう。
コア資産の戦略
・コア資産ではあらかじめ決めた資産配分に従って投資信託を積立購入しながら、適宜リバランスを行う。
・リバランスには毎月積立時に行う購入内訳の調整と、企業型DCのスイッチングを利用する。それ以外の売却リバランスは大きく資産配分が崩れた時に限り行う。
コア資産配分
・国内株式(16~21%程度)
FXでお金を溶かした経験のある私としては、為替リスクを抑えられる日本円でそこそこの運用を行いたいという思いが強い。オルカンベースの配分よりかなり厚めにとっている。これとは別にサテライト資産として優待・配当目的の日本株も持っているので、日本株の資産は投資資金全体でみると、GPIF相当(25%くらい)になると思う。
・日本を除く先進国株式(20~25%程度)
日本株と新興国株を厚めに取っている分、控えめな配分になっている。現状は先進国株式(除く日本)インデックスファンド1本で回すつもり。
・新興国株式(8~13%程度)
地域分散をより利かせるためにも、今後の経済成長に期待する意味でも、オルカンベースの配分よりも厚めに持っている。この割合全てを新興国株式の投資信託に投資すると、中国への資産集中が大きすぎると感じたので、新興国株式インデックス+インド株式インデックスで持ち、中国への資産配分が3%前後以内になるようにした。
・国内REIT(3~4.5%程度)
株と異なる動きをする価格変動のある資産として組み入れた。
・海外REIT(3~4.5%程度)
株と異なる動きをする価格変動のある資産として組み入れた。
・国内債券(8~11%程度)
国内資産のうち、変動が大きいもの(株式+REIT)の割合が7割程度になるように設定(円貨はリターン重視の資産配分)。金利が1%を超えない現状では、日本国債インデックスファンドには投資しない。現金預金、償還が51年以内の短期債や個人向け国債として持つ。
・外国債券(25~30%程度)
外貨資産のうち、変動が大きいもの(株式+REIT)の割合が5~6割になるように設定。円建てで資産を見たときに為替変動分だけ変動幅が国内資産より大きくなる可能性を鑑みて、債券の割合を国内資産より多めに設定。資産全体に占める中国債券が過度に大きくならない(1.5%以内)ようにするため、FTSE世界国債ファンドと米国債ETF、生債券に振り分けて持つ。
・ゴールド(0.5~1%程度)
安心を得るために気持ちほどのゴールドを入れることにした。他の資産クラスと異なる変動をしてくれることに期待して入れている。利上げ時に逆相関を期待している株と債券が一緒に下落したのが気になったので、別の資産クラスである金を少しだけ取りれることにした。配当はなく信託報酬がかかり続ける金食い虫なため、多量には組み込むつもりはないが、価値変動の緩衝材として(≒精神の安定剤として)機能してくれるといいなと思う。