2020年6月3日水曜日

オフ会イベント再開に向けて個人情報の管理が必要になる話

※本記事は執筆地点(6/3)に私が調べた限りの情報に基づいて記述しています。感染症への対応は日々変化します。また、具体的な対応は地域ごとに異なります。この情報はあくまで参考程度にとどめ、必要なときにご自身で集めた情報を基に判断することを強く推奨します。

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長い自粛期間が明け、社会は少しずつ動き始めています。私も、ゲーム会(オフ会)をいつでも開ける状態にするためすこしずつ準備を始めることにしました。
ゲーム会は公民館などの公的施設を借りて企画しているため、現状で近所の会館が使えるかどうかを調べてみました。どうやら7月以降であれば、制限付きで利用ができるみたいです。

利用させていただいている施設の運用体制
・部屋は通常の定員より大幅に少ない人数で使用し、換気を行う
・参加者はマスク着用などの感染症対策を行う
・会議室を借りた責任者は参加者の氏名・連絡先を書いた名簿を作成する。公的機関(保健所など)から名簿の提出を求められた場合は協力する

上の2項目はコスト面を気にしなければ対応できるだろうと思いましたが、3項の個人情報の取得はオフ会イベント主催者にとって少し面倒な課題であるように感じました。

ネットのつながりからできたコミュニティにとって氏名を記載してもらう、それを受け取るという行為は相当重たいと感じました。
わざわざハンドルネーム(HN)使って伏せてる情報なわけですから、教えたいわけはないし、主催者も参加者の氏名を知りたいとは思いません。オフ会は氏名を伏せているからこそ、仕事など、生活に必須なコミュニティから解放され、趣味の楽しむことができると私は考えています。

とはいえ、名簿作成の要請を断るという選択肢はありません。名簿で集めた個人情報はもしもの時にクラスター対策として役立つかもしれないのですから。名簿は参加者やそのご家族の命を守る道具になりうるのです。



主催者が可能な限り参加者の氏名を知ることなく名簿を作成するにはどうすればいいのかなということを考えた上で、以下のようなフォーマットを作りました。




このフォーマットの狙いは、
・イベント参加者に目的を理解した上で名簿作成に協力してもらうこと
・名簿を回して書くのではなく、1人1枚記入することで、名簿作成時の個人情報拡散を防ぐ
・イベント主催者が参加者の氏名を知ることなく名簿を回収できる
ことにあります。(氏名を隠すためには着脱可能なシールhttps://www.askul.co.jp/m/01-0102-0102001/を利用することを検討しています)

勢いで作った部分も割とあるので、これからゆっくり推敲するつもり。
アイデア、意見があれば、コメント欄などでご連絡いただけると嬉しいです。

covid-19と共生する社会において、イベントはどう運用すべきかということを6月の間はじっくりと考えたいと思います。