■サリヤ側の構築
通常札:Burning Steam, Steam Cannon, Stunt
切札:なし
画像;ふるよにコモンズ BakaFire、TOKIAME
■構築コンセプト
・燃料回復なしでレンジロック対策をするための型である。多くの効率的な後退札はダスト⇒間合の効果を持っているため、ダストを枯らすことでそれらの後退札を無力化することを狙っている。
・Stuntはダスト枯らしによるレンジロック対策のキーカードである。通常のデッキではStuntは2巡目以降は伏せられることが多いが、レンジロック対面に限っては基本的に表面で使用するカードになる。
・Steam Cannonはライフダメージを与えられると思ったときに使用することを想定している。レンジロックは自分のオーラを削ってでも間合を離す行動を選択することがあるが、Steam Cannonを採用することで相手(レンジロック側)はオーラ3以上を確保した状態でターンを返すことを強いられる。その結果、十分な後退ができずに近間合でターンを貰えること(=自分の近間合攻撃を通せるチャンス)が増える。Steam Cannonをゲーム中使用する機会がなかったとしても、このカードはデッキにいるだけで十分な仕事をしている。
■想定の対面
・レンジロック対面を想定している。
・ダスト枯らしによって後退札を機能不全にすることを前提としているため、「円舞錬」(ハガネ)や「どれーんでびる」(クルル)など、ダストを使わずにレンジロックに必要な後退リソースを確保してくる相手はこの構築では対応できない。
・遠距離攻撃力が高い相手にも対応できない。相手の攻撃力が高いと相手の攻撃によって以下のいずれかの状態になり、ダスト枯らしによるレンジロック対策が成立しない。
(1)相手の攻撃をオーラ受けするとダストができてしまう
(2)相手の攻撃をライフ受けし続けると近づく前に自分のライフが尽きてしまう
■想定の相方
・この型はサリヤのレンジロック対策によって相方の近接攻撃を通していく型であるため、相方の攻撃間合は3~5程度の近間合いを想定している。サリヤ自体の攻撃力は(Steam Cannonをライフに通さない限りは)最小限であるため、攻撃力の高いメガミを横に添えるのが望ましい。
■相方の構成
通常札:非全力の攻撃札(間合3~)あればあるほどよい+残りを自由枠
切札:攻撃切札(あればあるほどよい)+残りを自由枠
与えるダメージは相方の攻撃力に強く依存しているため、効率的に前進できる通常札を除き、攻撃札を積極的に採用する。
特に大型攻撃切札を持ち、フレアを大打点に変換できる相方が望ましい。Stunt+2前進や宿し+前進で間合を詰めていくため、フレアはいつもより多めに使用できる。
■主な燃料の使用プラン
燃焼プランは特にない。燃料は余るはずだ。
・Steam Cannon ⇒ ライフに当てない場面では使用しない+ライフに1回でも当たればそのまま勝てることが多いため、Steam Cannonに使う燃料は最大で1、最小で0だと思われる。
・Burning Steam ⇒ Burning Steamに使える燃料は4。Burning Steamを4回使用(山札4巡以上)あれば、再構成ダメージ込みで相手か自分が倒れているはずである。
・燃料に余裕があるため、遠距離でのリソース剥奪手段として、Roaringも採用できる。Roaringを採用した場合の燃料の使用プランはBurning Steamを2~3回、Roaring(上の効果)を1回、Steam Cannonを0~1回になる。Roaringはゲーム中~終盤に相手集中力を奪って後退できないようにするために使用することを想定して採用される。
■構築例
ユリナO/サリヤO
斬/一閃/Burning Steam/Steam Cannon/Stunt/Roaring
月影落/浦波嵐/Alpha-Edge
サイネO/サリヤO
薙斬り/八方振り/石突/見切り/Burning Steam/Steam Cannon/Stunt
音無砕氷/律動弧撃/Alpha-Edge
※ダメージをオーラ受けするとダストができるため、ダストを枯らす戦術をとる場合はゲーム序盤で受ける攻撃は積極的にライフ受けを選択する必要がある。
※切札を使用するとダストができる。切札使用によって生じたダストを回収することは現実的ではないので、ダストを枯らしたい場合はゲーム序盤での切札使用を控えること、切札を使用した後は生じたダストでレンジロックをきめられてしまう前に速やかにゲームを終らせることが重要である。
※燃料に余裕があるため、Roaringも採用できる。
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