2020年1月2日木曜日

そうだ、大会に出よう!

この記事のアップデート版を作成しました。アップデート版の方がより現状にあった情報となっていますので、そちらでお読みください。







1.この記事はなに?

 桜降る代に決闘を(ふるよに)プレイヤーに向けて、大会に出ることをお勧めする記事です。
 フリープレイ会で遊んでいると、「大会に出るのはまだはやいかなー?」みたいなお話を耳にする機会が最近多くあったので、この記事を書いてみました。
 大会に参加することはそこまでハードルの高いものではありません。ゲームの基本ルールを知っていて、相手に対する思いやりももって正々堂々プレイをすることができれば大会には出られます。そしてこれらはフリープレイに参加してプレイした段階ですでに持っているのです。



2.あなたは誰?

 神奈川のへっぽこミコトです。ミコト歴はおおよそ1年でサリヤをよく宿しています。
ときどき神奈川の菊名駅周辺でフリープレイ会を開催しています。
古参でも強豪でもない、どこにでもいるようなレベルのミコトです。



3.大会があなたにもたらしてくれるもの

 公認大会に参加すると参加賞として公式から(かわいいかわいい)プロモーションポストカードがいただけます。
 それだけでなく、大会は以下のような楽しみをあなたに与えてくれるでしょう。大会への参加は、あなたにより濃密なふるよにライフを与えてくれます。

(1) 真剣勝負が楽しめる
 大会では、参加者のほとんどが勝つための構築を準備して大会に臨みます。フリープレイ会では「面白そう」や「検討したい」を動機として2柱を決める場合が多いと思いますが、大会ではそうではありません。各自が自信のあるメガミを両手に宿し、相対するのです。
 このゲームは「決闘」をモチーフとしたゲームです。日常とは一味違う空気、緊張感の中で行う真剣勝負はまさに物語が描く桜花決闘そのものであり、いつも以上の没入感をあなたに与えてくれるでしょう。
 ゲームにテーマに沿った体験を求めるプレイヤーにとって、大会は適した場所であると思います。

(2) 上達の助けになる
 ふるよには相手から学びながら上達していくことが多いゲームだと私は思っています。同じ学ぶなら教材はより良いものがいいに決まっています。大会はそういった教材を集める場としてはうってつけでしょう。各プレイヤーが自信のあるデッキを持ち込んでくれるからです。対戦相手の構築や立ち回りは相手が検討した結論です。真似るにせよ、対策するにせよ、良い教材となってくれるでしょう。
 ふるよにがうまくなりたいプレイヤーにとって、大会は良い道場になると思います。



4.大会参加にあたって必要なこと

たいそうな見出しではありますが、求められることなんてほとんどありません。私が考える必須事項について以下に列挙します。
 (1)ふるよにのボードと桜花結晶と自分が使用するカード
 (2)大会進行を妨げることなく、ふるよにがプレイできること

順にみていきましょう。

 (1)ふるよにのボードと桜花結晶、自分が使用するカード
 大会レギュレーション*として規定されているもので大会参加には必ず必要です。
(公式が主催する大会に関してはボードと結晶の持参は不要です。)
 大会参加しに興味を持つくらいふるよにを楽しんでいるかたならば、ぜひふるよにを買いましょう。(フルセットを買う必要はありません。ひとまずは基本セットと使いたいメガミの拡張セットがあれば十分です。)



 (2)大会進行を妨げることなく、ふるよにがプレイできること
 フリープレイを数回遊んでいる程度にルールが理解できていれば、大会に参加するには十分です。仮にいくつかの分からないことがあれば対戦相手やジャッジに聞けばいいのです。総合ルールを端から端まで覚える必要なんてありません。だから、ルールの理解自体が大会の参加障壁になりえません。気軽に参加しましょう。
 ただ、自信がないうちは(特に初参加では)大会で使うメガミは自分にとって最も使い慣れた2柱を選ぶことを強く推奨します。これは、大会には1試合あたりの制限時間(眼前構築5分、桜花決闘35分)が決められているためです。この制限時間は慣れ親しんだ構築を微調整するには十分な時間ですが、ゼロからデッキを構築してプレイするにはあまりにも短いです。時間に追われて思わぬミスをしないように、まずは、慣れた2柱で大会に出てみましょう。



5.どの大会にでればいい?

大会は公式ページから近所の大会を探して参加するとよいでしょう。大会で使用するメガミの選定方法(レギュレーション)は大会ごとに異なっていますが、はじめての大会参加としては随時選択や通常選択を選択することをおすすめします。
 各レギュレーションの特徴については以下に簡単にまとめておきます。出場する大会を選ぶ際に参考になれば幸いです。
 
(1)随時選択(試合ごとに使用する2柱を選ぶ)、通常選択(エントリー時に大会で使用する2柱を選択する)
 難易度:★
  利点)2柱の組み合わせを1つでも使えれば大会に出られる
  欠点)メガミ間の相性が勝敗に影響しやすい
 随時選択や通常選択は使い慣れた組み合わせが1つあれば出られるフォーマットです。マッチングによる有利不利が出やすいフォーマットと言われていますが、ゲームに慣れないプレイヤーにとってこれはプラスに働きます。マッチ運と少しの実力があれば、誰にも優勝のチャンスがあるフォーマットであるからです。初心者が参加するにはうってつけのフォーマットであると私は考えます。
 
(2)三拾一捨(エントリー時3柱を選択。各試合おいて、使用するメガミ2柱は相手に選んでもらう)
 難易度:★★★
  利点)相手の使用できるメガミを選べるため、極端な相性差を抑え込める
  欠点)環境への理解が求められる
 相手の使うデッキを決められるフォーマットです。自分にとって極端に不利となるメガミと戦う必要がないため、相性差を軽減できるフォーマットであるといわれています。
 以下を前提としたフォーマットであり、ゲームの理解が深い熟練者が勝ちやすいフォーマットです。
 ・自分の使用する可能性のある3つの組み合わせを全て使いこなせる
 ・自分の使用するデッキに対して有利な相手・不利な相手を理解できている
 初心者が勝つにはややハードルが高いですが、その分大会で学べることは多いと思います。

(3)団体戦(三人一組でチーム)
  難易度:★★
   利点)普段遊んでいる友達と一緒に大会に出られる
   欠点)チームが組めれば特になし!チームを組むことが0回戦
 三人一組でチームを組んで、二勝以上したチームを勝ちとするレギュレーションです。
 知り合い三人でチームを組み、大会に出られるならば、初参加の大会として団体戦はとても良い選択肢となるでしょう。大会は基本的に個人戦ですが、団体戦では両隣に頼れる味方がいるからです。
 事前にチームを組まなくても大会に参加できる(当日、チームを組んでいない同士でチームを組み大会に参加できる)ルールであることがあります。チームの組み方や申請方法は大会により異なるので、事前に大会ルールを確認しておきましょう。

(4)そのほか
 ドラフトや大乱闘、アップルカットやBAN-PICKなど、上記以外の特殊大会も多く行われているのがふるよにの魅力です。総じて大会ルールがややこしくなるので、初参加の大会としてはあまり適していないと思いますが、大会参加に慣れてきたら、こういった大会に参加するのもおすすめです。





6.さいごに

雑多な乱文ではありましたが、いかがでしたでしょうか?
 長々と書きましたが、私が言いたかったのは、
  「フリープレイを通せる程度にゲームに慣れていれば大会に参加できる」
 ただそれだけです。
 私のふるよに初プレイは(フリープレイではなく)大会でした。当時のtier1(騎爪)を持ち込み見事に惨敗したのですが、それはそれで楽しかったと記憶しています。そのときは相手が使用するすべてのカードを覚えてはいませんでしたが、それでも何とかなりました。
 経験談であるからこそ言えます。大会参加は簡単です。気軽に、参加しましょう!
 私は一プレイヤーとして、新しい対戦相手を常に歓迎いたします。







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